こんばんは、epipapaです。
これまでにピティナ予選について2回、記事にしました。
2回目の予選から本選まで3週間程度と短期間に新たな課題曲2曲に取り組み始めた妻と娘。当たり前ですが、なかなかすぐに上手に弾くことができず、再び妻と娘のあーだこーだと喧嘩?のような日々が始まりました(笑)
妻はピアノの先生ではないので、曲の背景や解釈など、よく分かりません。そのため、ピアノ関連の本を読んだり、ネットで調べたり、youtubeを聴いたりと試行錯誤していましたが『正直、(素人の)自分には何が正解の弾き方なのか分からないレベルに達している』らしく、変に口出しすることを躊躇するようになりました。それに加え、小学3年生の娘は親に口出しされるのを嫌うようになり、最近、一人で練習したがるようになりました。
本選直前にピアノの先生のところで演奏してみたところ、「ちゃんと暗譜しろ!」とか「間違えんな!」等々ボロクソに大声でなじられた指導されたようで、帰宅した妻の顔から笑みは消え、おでこに『ヤバい』と書いてありました(冗談です)。一方の長女は「先生にダメダメ言われちゃったぁ~♪」ってな軽い感じのコメントでしたが、よく指導中に泣かなかったな…と妻は関心したそうです。
それがきっかけなのか分かりませんが、娘が夜眠れなくなり、朝フラフラで練習にならない…。日中にプールに連れて行き、体を疲れさせてみてもダメ、やはり眠れない。そこで、抑肝散を内服させてみたところ、そこそこ眠れるようになったので、本番まで内服させることにしました。
そして迎えた本番当日。それまでの疲れがどっときたのか、眠気に襲われて朝も昼も仮眠をとっていましたが、それで元気100%になったようで、ギリギリまで詰めて練習をした成果をお披露目するときがやってきました↓
予選と同様、相変わらず鐘の音で演奏は中断されるものの、無事に弾き終わる娘。パパとしてはホッとひと安心。練習で弾いたように本番でも弾けたので、これでダメなら仕方なかろうと思いました。
他の子たちの演奏も聴いてみましたが、C級は5,6年生の部だけあって、みんな娘より体格が大きく、出す音も大きい。特に男子の場合は女子より明らかに強い。そこは埋められない差であり、その中で戦いを挑んだ娘が不憫で、「よく頑張ったね…」と内心涙目でした(通過するとは露ほども思わなかったので)。
演奏後は開放感からか妻も娘も晴れやかな表情になり『これからが私の夏休みだー!」と娘は絶叫していました。しかし、夜、お疲れさま会を兼ねたホテルディナー中に、ピアノの先生から「おめでとう」とLINEが妻のスマホに届き、『え?』と何のことやらわからず返信すると、むこうも「え?同姓同名?」と返信があり、そこにはスクショした画像が添付されていました。
"本選通過の欄に娘の名前が記載された画像を。"
『えーー!?』と絶叫する妻、次にその事実を知った娘がやはり絶叫し、二人とも精神が崩壊し、娘は『私の夏休みが~私の夏休みが~』と泣き出す情緒不安定さ。そそくさとホテルをあとにし、自宅に帰ってからも泣いたり笑ったり叫んだり走ったりと好き放題した後、『これは夢じゃないの?私本当に全国にいけるの?』と少し落ち着いてきて、それからは本選通過の喜びを噛みしめていました。結局、賞状と表彰盾を手にするまでドッキリなんじゃないかと思っていたようですが…。
何はともあれ、奇跡でもたまたまでもラッキーでもなんでもいいですが、本選通過したことは事実です。次女三女の面倒をみないといけないので、東京まではパパはついていけませんが、妻と娘、二人三脚でつかみ取ったこの機会を十分に楽しんでもらいたいと切に願っています。そして、事故もなく戻ってきてください。