こんばんは、epipapaです。
先日、長女の卒園式がありました。といっても、コロナウイルスの影響で出席は各家庭に1人のみということだったので、妻が出席し、自分は次女の子守りでした。ただ、妻に後から聞くと、両親が時間を区切って交代している家庭や、不審者の如く父親が屋外から覗いている方もいたとか…(笑)まぁ気持ちは分かります。
思えば、長女の保育園・幼稚園選びは本当に悩みました。自分たち夫婦は共働きでしたので、生後半年で預けることにしたのですが、最初は自分の職場に付属する託児所に預けていました。9-18時半と長時間預けていましたが、娘は特に嫌がるわけでもなく、保育士さんたちも優しく、楽しそうに過ごしていました。夕方のお迎え時に、バックを引きずりつつ、玄関で待っている自分のところまで嬉しそうに走って寄ってくる娘の姿が大好きで、1日の疲れも吹き飛んでいました。まさに子供の笑顔は癒しです。
自分の転勤が決まるとともに惜しみつつそこを退園し、自宅近くの認可保育園へ移りました。モンテッソーリ教育を謳っているところでした。ここでもなかなか楽しそうに過ごしていましたが、小規模保育施設で園庭もなかったので、もう少し規模の大きな保育施設の方が子供のためではないか?と思い、しばらくして同じモンテッソーリ系(経営の系列は違う)の大きめの保育園へ転園。ただ、ここでは実際に通わせてみると、どうも娘が行きたがらない、帰宅後も不機嫌・すぐぐずる等々の変化がみられ、早くお迎えに行ったときに園内での様子をみてみると、一人でぼーっとしていることが多い…等々気になることがあり、再び転園を考え始めました。当然、たび重なる転園自体、娘に負担ではないか…とも悩みました。本当に転園は子供のためになるのか、次に転園した先の方がもっと娘に合わないところだったらどうしよう…不安要素は多く、色々な保育園や幼稚園の見学を、仕事の都合をつけつつ妻と見て回っている間、相当なストレスでした。妻と何度も意見が合わず言い合うことも。また、定員一杯で募集している園がそもそも少ないのも悩みの種でした。
そんな中、娘を受け入れてくれたのが、この度、卒園した幼稚園でした。習い事は少なく、自然と触れあいつつ、のびのびと育てる…という感じのところ。障害がある子供も積極的に受け入れるような園で、先生たちはみなさん若くて熱心、そして優しい。自分が通っていた保育園に似た雰囲気だったので、預けてみることにしました。幸い、娘はすぐに気に入ってくれ、その後、4年間ほどここに通ってくれました。自然と触れ合い過ぎてちょっと野生児っぽく育ってしまったのは誤算でしたが(笑)、園にはとても感謝しています。
2歳で通い始めたときは、年長さんは、だいぶお兄ちゃんお姉ちゃんだなーなんて思っていましたが、月日が過ぎるのは、本当に早いもので。卒園式を終えた妻はその日1日ずーっと独り言のように「幼稚園楽しかったー?」「もう4年経ったんやねー」と感慨深げにつぶやいていました。卒園式に出席していない自分は、その雰囲気になることができないのでちょっと羨ましい。ちなみに、長女は卒園式で泣いていたようです。見たかったなー。本人に尋ねると「目にゴミが入った」と誤魔化してばかりでしたが、6年間の人生のうちの4年間を過ごしてきたわけで、色々子供なりに感ずるところがあったのでしょう。胎児のときは卵だった赤ちゃんが、お腹がすいたら泣き・満腹になったらキャッキャッと笑っていた幼児が、立派に感情を持つ人間になっていることにちょっと戸惑いつつも嬉しく思います。これからもっともっと成長にともなって色々な新しい側面を見せてくれるんだろうなと楽しみです。
おめでとう!