パパになって幾年

医者やっています。娘大好きです(育児中)!

かがみの孤城を読みました

こんにちは、epipapaです。

 

昨日まで久しぶりに学会に行っておりました。札幌です。

 

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時計塔へと続く、大通公園。両脇が道路で交通量も多いので、空気がいいのか悪いのかよく分かんないところです(笑)

 

10年以上ぶりに札幌に来ましたが、アジア人の観光客が増えましたね~。それは日本中どこに限ったことでもないのかもしれませんが。

 

 

 

さて、普段、自分に小説を読む習慣はないのですが、現地までの移動時間が手持ち無沙汰なので、こういう機会にいつも本を買って一気読みします。

 

読む媒体としては以前は「紙」でしたが、最近は電子書籍リーダーです。軽いし、長時間読んでても目が疲れない「kindle」を愛用しています。

 

そして、何を読んだかというと、本屋大賞に輝いた

 

「かがみの孤城」です。

 

パッケージのデザインに惹かれたというのもあります。おとぎ話っぽくてカワイイいいですよねぇ。

 

www.poplar.co.jp

 

内容はというと、ネタバレ禁止系ですので、核心は触れられませんが、物語全体に結末に関係のある伏線を散りばめといて、最終的にすべての伏線を回収していくという爽快感があります。そう、1つ1つ丁寧に回収していきます。一番大きな謎に関しては、読み込んでいると話し半ばくらいで予想はできましたが、細かいところは、なるほど~そう繋がっていたのね!と唸りました。

 

まぁ、そういったところも流石、本屋大賞!…ですが、個人的には不登校の中学生7人の背景や心情の機微・変化の様子に心が動かされました。また、子供だけでなく、親をはじめとする周囲の大人たちも緻密に描かれていて、子を持つ親として色々考えさせられました。『やっぱり子を守るのは親だな』と。現役の子どもが読んでもそうは感じないでしょうけど。自分が親の立場がゆえですねぇ。

 

なので、妻にもぜひ読んで欲しいと薦めていますが、夜泣きの0歳児を抱えて常に睡眠不足状態なので、ちょっと難しいかな…。