パパになって幾年

医者やっています。娘大好きです(育児中)!

発達障害児の入門編本

こんばんは、epipapaです。

 

本日は七五三でした。子供たちは千歳飴をもらい、長らくしゃぶっていましたが、結局半分程度でギブアップ。あれ、えらく長いですよね。まぁ長生きを祈願してなんでしょうけど。食べ切るのが大変ですが、甘くて美味しい。千歳飴の存在は、自分も強く記憶に残っています(笑)

 

子供の成長もあっという間のような、やっとのことのような…。子育てに教科書はないので、いつも妻と試行錯誤し、先陣を切る長女はいつもその被害をモロにウケているのですが、最近、長女を怒鳴りつけることは少なくなりました。

 ↑は最近読んだ漫画本で、「発達障害」の子供や大人を題材にしています。自分の子供が発達障害…と思っているわけではありません。ただ、発達障害だろうがそうじゃなかろうが、子供と向き合っていく上で重要なヒントになるようなことが書かれています。

 

「発達障害」は『見えにくい』ため、なかなか周囲の理解を得るのが難しいです。「脳梗塞」「骨折」「胃癌」など直感的に理解しやすい病気の人に対しては、たいていの人は気を遣ってくれます。『病気だから仕方ない』ってやつです。つまり、子供にイライラしていても、「発達障害」という病気のせいなんだと理解することで、急に物事を客観的に捉えられるようになり、『怒り』でぶつかっても仕方ないことなんだと思うようになる…ような気がします。病気であれば叱ることで物事が解決するとは限りません、相手の行動を変えさせるよりは、周囲の環境を変える方が無難な作戦です。

 

子供なんて、発達障害という病気じゃなくても、まだ精神・神経の発達が未熟でしょうから、ADHDのように注意散漫になったり多動になったり、アスペルガーのように「空気」が読めなかったり、社交性を築くのが苦手だったりする傾向はあってもいいような気がします。そんなわけで『発達障害者』に対する対応の仕方は、多くの子供たちにとって有効ではないかと思うんですよ。モンテッソーリ教育がそんな精神ですよね。

 

最近は大人の発達障害というのも隠れ社会問題になっていますし、なかなか理解しやすい漫画本なので、未読の方にはお勧めします。