パパになって幾年

医者やっています。娘大好きです(育児中)!

マッチ売りの少女ばりに…チケット配り

こんばんは、epipapaです。

 

先日、プロのヴァイオリニストとピアニストの演奏を聴きにお邪魔しました。クラシック音楽を身近に…というのがモットーなカジュアルな会でして、未就学児~小学生の子供も沢山聴きに来ていました。

 

1か月程度前?に、その会でうちの娘もついでにピアノ演奏してみない?というお誘いがあり、「いいよいいよ」と言う娘。大丈夫かいな…という親の心配をよそに、当日を迎えました。

 

当日は緊張していたようですが、練習もそこそこになにやら、ハサミと紙とペンで工作を始め、「何やってんの?」と尋ねると

 

『チケット作ってるの』

 

と耳を疑う発言があり、見てみると、メモ用紙に読めるか読めないかの字体で「ちけっと」と確かに書いている…。

 

『私の演奏を聴くためにはチケットが必要なの』

 

と言って、時間ギリギリまでせっせせっせと作っていました。おそらく、ここ1年の間に、妻が娘を連れてプロのピアノ二ストのコンサートに行っていたので、その真似事をしているのでしょうが、そのド真面目な表情を見ていると「なに馬鹿なことやってんの!?」と注意する気にもなれず、妻と見合わせて苦笑するしかありませんでした。

 

会場に到着すると、受付の若いお兄さんお姉さんに、『これ、来た人に配ってて』と言って、自作のチケットを渡しておりました(-_-;)

 

まぁ当然、受付の人はそれを捨てはしないものの、積極的に来た人に渡すわけでもないので、会場は満員でしたが、チケットは(ほぼ?)全部机の上に山積みに。

 

 

その様子を見て、娘を不憫に思った妻が、全部ばーば(祖母)に渡して処理(笑)帰り際に、娘に「完売したね!足りなかったみたいだよ!」と言うと、娘はニッコリしていました。良かった良かった。

 

で、肝心の演奏なのですが、かなり走ったものの上手に弾いてくれました(ほっ)。お世辞ももちろんあると思いますが、プロの演奏家の人や会場にいた人たちに「上手だった」と声を掛けて頂いて、親としても嬉しかったし、本人も相当嬉しかったのではないかと思います。

 

将来、本当に娘がピアニストになるかどうか分かりませんが、ちょっとお先にそんな気分にさせてくれた1日でした。