パパになって幾年

医者やっています。娘大好きです(育児中)!

人生初の胃カメラ体験

こんばんは、epipapaです。

 

タイトルの通りですが…今日、人生初の胃カメラをしてきました。

 

数年前から胃カメラ、大腸カメラをしなさいと妻に勧められ、その度にのらりくらりとかわしていたのですが、今年になってある日、妻に「胃カメラ、2月9日に予約入れといたから」と強硬手段に出られたわけです(トホホ)。

 

がん保険にも入って1年以上なるし(保険に入ってすぐに病気が発覚しても保険下りない)、年貢の納め時と諦めることにしました。

 

 

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クリニックに行くと、Drによる問診がありました。

 

Dr「何か症状ありますか?」

僕『ありません』

Dr「…何かないですか?」

僕『ありません』

Dr「何もないと、健診ということで自費になりますが…」

僕『…あぁ、お腹がはっていたのを忘れていました』

 

と、問診は1分で終了。触診は座った状態で、突如、手刀で突きを腹部に数発もらい「問題ないですね」と言って頂きました。押忍。

 

続いて、看護師にバトンタッチされ、問診の続き。

 

鎮静剤を希望するかどうか尋ねられ『鎮静剤なしでお願いします』と答えると、鎮静剤を希望する方が殆どなのか、えらい驚かれ、理由を聞かれました。

 

『妻が麻酔なしでも大丈夫と言うからです』

 

と正直に言うと「奥さんが大丈夫と言うから…大丈夫…?」と小声で僕の返事を反芻していました。納得がいかない様子でしたが「頑張りましょうね!」と笑顔で励まされ、そして、検査台に案内されました。

 

実は、1週間前に妻も胃カメラを麻酔なしで受けているのです。豪胆な妻のアドバイスは1つだけ【まな板の鯛になれ】

 

 

ガスコンドロップ内服後、キシロカインスプレーで喉を麻酔されました。「誤嚥するかもしれないので、これからは唾液を飲み込まず、外に出してください」と言われますが、羞恥心があり、なかなか気持ち的に人前でダラダラ唾液を垂れ流すのは難しいですね、いや、まぁ、仕方ないのですが…。

 

そして、Drが登場。スコープが喉を通過する際に鎮静剤を使わなかったことをちょこっと後悔する(笑)妻のほくそ笑む表情が脳裏に浮かぶ。

 

麻酔のおかげで「おぇっ」とはならないものの、異物感はとれないので、『口の中から取り除きたい』欲求は強い。あと、お腹が膨らむ感じはありました。痛くはないけど。

 

 

検査中、看護師さんが背中をさすってくれていたのですが、正直だいぶ助かりました。これがなかったら耐えられなかったかも。『手当て』って本当に大切なんだな。

 

 

そして、結果ですが…食道-胃移行部に、ごく軽度の逆流性食道炎の所見はあるものの、ほぼ問題なし。ピロリ菌もいないそうです。良かったよー。

 

 

以上!胃カメラ体験でした!!